NPOホタルの会
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会からのごあいさつ

内閣府認証府国生第244号 特定非営利活動法人
NPOホタルの会 理事長 友石安彦
 NPOホタルの会は、自然を通して子供の健全育成を図る。具体的には、より多くの人々に「ホタル」に親しんで貰いたい。その感動体験が、自然環境に関心を寄せる「きっかけ」になってほしい。設立の理念でもあります。

感動的なホタルの上陸

 当会のスタッフは、「ホタル」の不思議な光に魅せられ、その虜になった人達の集まりです。

  毎年4月が近づくと、皆そわそわしはじめます。雨を心待ちしているのです。神秘的な「ホタル」幼虫の上陸は、雨か、雨上がりの夜にしか見られません。

  上陸風景は、夜空を飛び交う「ホタル」と同じように感動的です。
成虫とは違って、淡い光を長い時間放ち乍ら、川から懸命に這い上がってくる姿に、思わず「ああ、今年も会えたね。よく頑張ったね。それ、もう一息ガンバレ、ガンバレ」と声援を送らずにはいられません。
では、どうして「ホタル」の幼虫は雨の日を選んで上陸するのでしょう。
幼虫が長い水中生活から陸へ上がるためには、えら呼吸から気管呼吸に切り換えなければなりません。ギアチェンジは、雨の方がスムーズに行えるわけですね。また、潜土にも湿った土の方が適しています。そして、もうひとつの大きな理由、それは、天敵の蟻から身を守るためだったのです。乾いた陸に上がろうものなら、無数の蟻達が虎視眈々と待ち構えているのです。蟻の鋭い顎でかまれた幼虫は、その毒にやられ、のたうちまわって苦しみ、あっという間に巣穴に運ばれてしまいます。 産卵行動でも同じことが言えます。若し、産む場所を間違えると大変なことになります。体長1〜2mmの赤蟻達に、卵は片っぱしから巣穴へ運ばれてしまいます。「ホタル」は、そうした苛酷な自然界を生きのびる知恵を身につけているのですね。


  この度、環境省より「SATOYAMA白書」が発表されました。NPOホタルの会では、より多くの人々に「ホタル」を見て頂く為に、飼育活動のお手伝いもしております。大場信義博士が提唱しておられる「ホタルの里親制度」も実践しております。
 そして、このような活動と共に、里地、里山の保全活動を行うことにより、生物多様性が豊かになり、その結果として「ホタル」も増えた。その日を目指して頑張っております。

 今後共、ご指導ご鞭撻の程お願い申し上げます。



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