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NPOホタルの会理事・全国ホタル研究会副会長 近藤邦雄
9月中旬、会津、柳津町の谷戸でクロマドボタルを観賞しました。200mほどの農道を歩くと、雑木林や道端に無数の幼虫が発光していました。
光のイルミネーションは11月上旬まで続くことから、別名「秋ボタル」とも呼ばれております。
クロマドボタルの雄成虫
(写真提供:宇田川弘康)
発光するクロマドボタルの幼虫
(写真提供:喜多方ホタル夢づくり会)
クロマドボタル
クロマドボタルは低山地の里山等の雑木林に生息し、成虫は6月下旬頃に発生。オスの成虫が黒色で前胸背板の前縁に透明な窓があることから、名前が付いた。メスは黒色ではなく淡黄色で翅が退化している。昼行性で、オスは林道をよく飛んでいる。ほとんど発光することはなく、配偶行動はフェロモンによる。ゲンジボタル、ヘイケボタル、ヒメボタル等に比べれば、あまり注目されるホタルではないが、生息場所は前3種よりも多く、比較的身近な存在のホタルと言える。幼虫は陸上でウスカワマイマイを食べて生活。冬季を除く期間、幼虫はオスメスともによく発光する。(秋になっても発光していることから地域によっては秋蛍、または土ボタルとも呼ばれているが、発光しているのは成虫ではなく、幼虫である。)光は、明滅することなく連続光であることから、コミュニケーション・サインではないと思われる。幼虫の色及び胸背板並びに腹部各節の両端に見られる斑文は、各地域によって異なっていることが近年分かり、4パターンほどに分類できる。
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