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Part II |
| 全国からお問い合わせが寄せられておりますので、Part IIを発信致します。ご参考にしていただければ幸いです。 |
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| 「ホタル」は、卵、幼虫、蛹、成虫、と姿を変える完全変態の昆虫です。またその都度、生活場所を変える神秘的な生き物です。 産卵から3〜4週間後に孵化入水。9〜10ヶ月後、6〜7回の脱皮を繰り返し、水辺へ上陸潜土。2〜6週間後蛹になり、10日位で羽化。空中湿度の高い水面を飛翔。そして、水辺の苔に産卵。「ホタル」は、このどの部分が欠けても生きることができません。 山野で生息する「陸ボタル」とはちがい、「ホタル」(ゲンジボタル、ヘイケボタル、クメジマボタル)の一生は、下図のように「水辺」を中心に回っています。 「水」抜きにしては語れないのです。 |
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| ここで、『やさしい水のしらべかた』の著者河辺昌子先生の「水のおはなし」をご紹介します。 |
| 太陽系の星のなかで、液体になっている水をもつのは地球だけです。 水なしには、どんな生物も生きることはできません。さて、その水はどこから来るのでしょう。山に降った雨や雪は、草木に吸い込まれたあとに蒸発したり、山肌にしみこんで見えない水脈をたどって谷川に流れ込んだり、地下の水脈に入って地下水になります。地下水は、やがて地上に現れて、地上のすべての生物、田や畑を潤して、また、川や海の水となります。 川の水は水道水となって蛇口から出て、私達のからだと暮らしを通過して下水になり、やがて海に入っていきます。人間が過剰に水を汚す物質を出さなかった時代には、自然の水は常にきれいでした。しかし、この自浄能力にも限界があります。 最近では、川や土壌に棲む微生物たちが分解できない汚れが入り込むようになりました。ハイテク産業からの有機溶剤、合成洗剤や農薬も浄化能力を遥かに超えた物質です。 身近な川の汚れさえ知らない人、知ろうとしない人が多くいます。皆がきれいにする為の努力をしなければ、川は再び戻ってはこないのです。 |
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| 多種多様な生態系「ホタル」は、その中の一員にしか過ぎません。川から生物が姿を消してしまう日・・・・。地球という美しい星を与えられたのは、ひとり人間にばかりではない筈です。 |
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| 「ホタルの里づくり」のポイントは、先ず水環境の整備から始めましょう。水源・水量・水流・水温・におい・色・濁り・水中生物の確認から進めて、水の性質(ph)、水の汚れ(COD)(NH4)(CO2)、溶存酸素量(Do)等を計測します。 その結果を見て、項目別に対応策を練ります。次に大事なのは、上陸地の整備です。そして最終的には水辺環境全体を整えれば、夏の「ホタル見」がとても待ち遠しくなりますよ。 |
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| 1.ゴミ拾い |
常時心がけ、きれいな水を守りましょう。空き缶、空きビン等は、有害有機物の発生源になります |
| 2.上陸地の手入れ |
4月には幼虫が上陸します。その前に土壌を軟らかくしましょう。 |
| 3.川底の清掃 |
幼虫が上陸している間に川底に溜まった泥やゴミなどを除去しましょう。 |
| 4.草刈りについて |
5月過ぎ、川の周辺は草に覆われますが、羽化したホタルがいます。また、飛び立った後は大切な棲家になります。
5月と6月は草刈り中止を呼びかけましょう。草刈り、枝払いをして日照を調整し、幼虫やカワニナの成育を助ける作業は、9月以降に行いましょう。
| ヘイケボタルの発生は、ゲンジボタルより2〜3週間遅れになります。ご注意下さい。 |
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